ニューヨーク証券取引所親会社のICEが仮想通貨取引所Bakktを立ち上げる件

仮想通貨取引所bakktまとめ

クリプト市場に大きなインパクトをもたらす可能性のあるニュースが浮上しました。ニューヨーク証券取引所の親会社「ICE(インターコンチネンタル・エクスチェンジ)」が仮想通貨取引所「Bakkt」を立ち上げる、というものです。

ホットなニュースのため、最初に概要のまとめ、その後にTechcrunchの記事の翻訳文を掲載します。

NY証券取引所の親会社ICEが運営する仮想通貨取引所Bakktまとめ

  1. ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社のICEが仮想通貨取引所Bakktを立ち上げた(公式ページはこちら。ユーザー登録受付してます)
  2. Bakktは既に仮想通貨決済のプロジェクトを進めており、マイクロソフト、スターバックス、BCG(ボストン コンサルティング グループ。マッキンゼーと肩を並べるコンサルティング・グループ。世界的企業の上位500社のうち、3分の2はBCGのクライアントと言われる。)などの有力企業と提携。
  3. マイクロソフトはBakktが提供するサービスのデジタルインフラ開発を担当する模様
  4. スターバックスは仮想通貨決済を導入する「旗艦小売業者」としてBakktの提供する仮想通貨決済システムを受け入れる可能性があると声明を出している。
  5. アメリカの確定拠出年金(401k)、個人退職口座(IRA)と仮想通貨を関連付けるプロジェクトも進行中
  6. 2018年11月にBakktの取引所が始動予定ではあるが、CFTCの承認が条件となる。
スターバックスが仮想通貨決済を導入

Bakkt取引所と関連プロジェクトの詳細

以下、Techcrunchの記事の翻訳文です。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)のオーナーであるインターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)がBitcoin取引プラットフォームを開発していたことが5月に報告されましたが、今朝、法に準拠する仮想通貨取引所Bakktの創設を発表しました。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)と緊密な関係を持つICEが手がけるプロジェクトには期待感があります。BakktはMicrosoft、Starbucks、BCG(ボストン コンサルティング グループ)の支援をはじめ、いくつかの有名企業にアプローチしています。マイクロソフトは、このサービスのためにクラウドインフラストラクチャを提供する予定です。しかし、さらに魅力的なのは、スターバックスの参与です。

結局のところ、コーヒー業界の最大手であるスターバックスは、アメリカにおけるモバイル決済の普及に大きな役割を果たしており、Square(Bitcoinを受け入れる)と協力して、Alibabaとコーヒー納品契約を締結したばかりです。スターバックスのBakktへの参与は、米国の消費者の支払いシステムにBitcoinが組み込まれる要因となる可能性があります。

声明の中で、スターバックスはプロジェクトに関わる「旗艦小売業者」と称し、Bakktシステムを通じて変換されたBitcoinを受け入れようとしている可能性を示唆しています。

Starbucks Paymentsのマリア・スミス副社長は、「旗艦小売業者として、スターバックスは、消費者がスターバックスで使用するためにデジタル資産を米ドルに変換するための実用的で信頼できる規制されたアプリケーションを開発する上で中心的な役割を果たすだろう。スターバックスは、「1500万人以上のスターバックスリワード会員にモバイルペイメントのリーダーとして、顧客の支払いオプションを拡大する革新に取り組んでいます。

Bakktがもたらす意味はもちろん、仮想通貨のモバイル決済だけではありません。フォーチュン紙が指摘しているように、このシステムは、投資家を引き付ける可能性があります。とりわけ、仮想通貨を401(k)、IRAおよびその他の退職制度にとってより安全な選択にするのに役立つ可能性があります。それはBitcoinをウォールストリートの取引の拡大に向かわせるのに役立つかもしれません。